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RESEARCH / 2026.10.16

今週のAIニュース(10/10〜10/16)|Googleの新しいAI「Gemini 4 Argon」が、有料プランで使えるようになりました

Googleは10月13日に、新しいAI「Gemini 4 Argon」をGeminiアプリで使えるようにしました。対象は、Google AI ProとGoogle AI Ultraを契約している人です。9月30日に発表したときは、安全を確かめる一部の人にしか開いていませんでした。同じ13日には、くり返しの仕事をGeminiに覚えさせる「スキル」も配り始めています。ほかに、Microsoft 365 Copilotの買い方が変わります。ChatGPTの音声の入れ替えと、GPT-4系を止める日の告知もありました。

Googleが、新しいAI「Gemini 4 Argon」をGeminiアプリで配り始めました(10月13日)

Gemini 4 Argonは、Googleがいちばん新しく出した大きなAIです。長い手順の仕事を、最初から最後までやり切らせるために作ったと書いています。Googleが例に挙げているのは、細かい決算の資料を読んで分析する仕事と、ばらばらの資料を1つの説明資料にまとめる仕事です。答えを書ける量の上限も増えました。これまでの64,000トークンから、100万トークンになっています。トークンは、AIが文章の量を数える単位です。

今週(10月10日〜10月16日)の発表日付発表元中身10月13日GoogleGemini 4 Argonを有料プランへ10月13日GoogleGeminiの「スキル」を配布10月14日MicrosoftCopilotを単体で販売へ10月14日OpenAIGPT-4系を来年1月に停止10月15日OpenAI音声をGPT-Live-1.1に
10月13日から15日までの3日間に、AIの発表が5つありました。

Geminiアプリでの配り始めは10月13日で、世界に向けて配ると書いています。使う言葉については、発表に書かれていません。自社のシステムに組み込んで使う場合は、Gemini APIの有料の枠とGoogle AI Studioから呼べます。

読む量の多い仕事を、区切らずに1回で渡せるようになりました。決算の資料や、長い契約書の束が当てはまります。Google AI Proを契約していれば、追加の支払いなしで使えます。答えの質は、自社の資料を日本語で渡して確かめてください。

Googleが、くり返しの仕事を覚えさせる「スキル」を配り始めました(10月13日)

Googleは同じ10月13日に、Geminiアプリの「スキル」を配り始めました。スキルは、くり返しの仕事の指示をGeminiに覚えさせておく仕組みです。Googleが例に挙げているのは、好みの書き方で文章を書かせることと、決まった形に揃えて出させることです。配り終わるのは11月の半ばの見込みだと書いています。Google Workspaceを契約している会社でも、個人のGoogleアカウントでも使えます。

いっぽうで、Workspaceの側のスキルは延期になりました。前は、10月12日までに配り終える分と、10月19日に始める分が決まっていました。どちらも「追って知らせるまで延期」に変わりました。新しい日取りは、決まったら出すと書いています。スキルを人と分け合う機能と、Googleドライブとのつなぎ込みは、数週間のうちに足すとしています。

社内のやり方を一度覚えさせておけば、毎回説明する手間が要らなくなります。日報のまとめ方、見積もりの文面、問い合わせへの返事の型が当てはまります。会社のWorkspaceで使える日は、まだ決まっていません。先に様子を見るなら、Geminiアプリの側で1つ作るのが早いです。

Microsoftが、Copilotを単体で買えるようにします(10月14日)

Microsoftは10月14日に、Microsoft 365 Copilotの買い方を変えると告知しました。12月1日からは、Microsoft 365を契約していなくても、Copilotを買えるようになります。対象は、Microsoft 365 CopilotとMicrosoft 365 Copilot Businessです。値段は、いまの商品と同じだと書いています。これまでは、先にMicrosoft 365の契約が要りました。

10月16日からは、いまの商品の名前に「(add-on)」が付きます。12月1日からは、新しく買う分が新しい商品に切り替わります。いま契約している会社がすることはありません。契約の更新も、使う人数の増減も、これまでどおりできると書いています。

Microsoft 365を使っていない会社でも、Copilotだけを買って試せるようになります。ただし、Copilotがどこまで働くかは、契約しているMicrosoftのアプリとサービスによって変わると書いています。12月1日を待つのか、いまのやり方で先に始めるのかを、見積もりを取って決めてください。

OpenAIが、GPT-4系を止める日を出しました(10月14日)

OpenAIは10月14日に、GPT-4系の4つのAIを止める日を出しました。止まるのは2027年1月14日です。対象は、GPT-4o、GPT-4o mini、GPT-4.1、GPT-4.1 miniです。これは、自社のシステムに組み込んで使う窓口の話です。ChatGPTの画面で使うAIは、この告知に入っていません。

置き換え先としてOpenAIが挙げているのは、gpt-6-lunaです。自社の文章で学ばせ直した型も、元の型と同じ日に止まります。

2年以上前のAIで動いたままの仕組みが、社内にあるかもしれません。問い合わせの自動の返信や、文章の仕分けに使っている会社が当てはまります。作った会社か担当者に、どのAIを呼んでいるかを聞いてください。入れ替えに使える日数は、3か月を切っています。

OpenAIが、ChatGPTの音声をGPT-Live-1.1に替えました(10月15日)

OpenAIは10月15日に、音声で話すときのAIをGPT-Live-1.1に替えました。声が13種類増えました。英語以外の言葉での受け答えも良くなったとしています。名前を挙げているのは、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、メキシコのスペイン語、韓国語、日本語です。配り始めは同じ日で、使っている人の全員が対象です。

自社のシステムに組み込んで使う窓口では、まだ使えません。OpenAIは「近いうちに」と書いているだけで、日取りを出していません。

日本語で話しかけて使う道具が、試しやすくなりました。移動中の口述や、打ち合わせの下書きが当てはまります。良くなった度合いの数字は出ていないので、自分の声で確かめてください。

私たちは、記事の下書きと社内の資料づくりに、Claudeを毎日使っています。9月24日には、Geminiの5つの型に同じ記事を書かせ、できた20本を採点して1つを選びました。ところが翌日、選んだ型で仕上げた文を読むと、文の長さがそろいすぎていたので、使うのをやめました。採点の表で良く見えても、自社の文に当てると外れることがあります。今週のArgonも、点数だけで選ばずに、自社の仕事の文で何度か試してから決めてください。

確かめた出所

  1. Google(Geminiの公式の更新の記録)/Gemini Release Notes 2026.10.13(Gemini 4 Argon・スキル・つながるアプリ) 出所を見る
  2. Google/Gemini 4 Argon is now available in the Gemini app(2026年10月13日) 出所を見る
  3. Google/Gemini 4 Argon is now available for developers(2026年10月13日) 出所を見る
  4. Google/Gemini 4 Argon: our next era of frontier intelligence(2026年9月30日・答えを書ける量の上限) 出所を見る
  5. Google Workspace(管理者向けの公式の告知)/An update on the launch of skills in the Gemini app and Workspace(2026年10月13日) 出所を見る
  6. Microsoft(Partner Centerの公式の告知)/Copilot offers and name updates(2026年10月14日) 出所を見る
  7. OpenAI(開発者向けの公式の資料)/Deprecations(2026年10月14日の告知) 出所を見る
  8. OpenAI(開発者向けの公式の告知)/GPT-Live-1.1 is rolling out with new voices and better accents(2026年10月15日) 出所を見る

ドラフトがAIを仕事に組み込んでいる仕組み(COMPANY BRAIN)を見る